
一般社団法人おにぎり協会とは
一般社団法人おにぎり協会では、おにぎりを日本が誇る「ファーストフード」であり「スローフード」であり「ソウルフード」であると定義し、その文化的背景も含めて国内外に普及させていくことを目的としています。
日本人なら誰しも口にしたことがある「おにぎり」。この「おにぎり」はお米、塩、具、海苔という4構成(場合によってはおにぎりと塩の2構成)でありながら、その可能性は無限大であり、米と塩、具や海苔などの組み合わせ、味付けによって多くのバリエーションがあることは多くの日本人が知るところです。
そんなおにぎりも、今や世界でも評価が高まり続けています。もはや「おにぎりブーム」到来、そして今後は定着化へとステージをあげていくでしょう。一般社団法人おにぎり協会では、このおにぎりの魅力を国内外で発信し、普及させ、多くの人々にその味わいを愉しんでもらい、日本の実質的な食文化を理解してもらうべく活動しています。そのために、私たちはおにぎりに関連する教育、食育はもちろん、事業化におけるコンサルティングや、関連食材や商品に対する認定事業など幅広い支援体制を整えています。
協会概要
- 名称
- 一般社団法人おにぎり協会 (英文名 Onigiri Society)
- 結成
- 2013年2月
- 設立
- 2014年2月20日
- 代表理事
- 中村祐介
- 所在地
- 〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座5丁目9番6号
- 連絡先
- 電話でのお問い合わせは、受け付けておりません。
メールでのお問い合わせ、報道関連、マスメディアの方による当協会についてのご取材はこちらをご覧ください。 - メール
- info@onigiri‒japan.com
- 事業内容
-
「おにぎり文化の研究、執筆、出版物の発行」
「おにぎりイベントの開催」
「おにぎりに関する映像、音楽コンテンツの配信」
「おにぎり関連商品の販売・輸出」
「おにぎり関連ライセンス発行」
「おにぎりコンテンツを活用した1次産業の6次産業化支援」
「おにぎりコンテンツを活用した自治体※1・団体・企業コンサルティング」
※1 自治体:おにぎり連携自治体連合
事業内容
①おにぎりサミットの開催
②参画自治体主催のイベントへの出展協力
③参画自治体同士で連携したキャンペーンの実施
④その他、おにぎりを軸に参画自治体の地域食材・産品等の認知度向上や販路拡大等に繋げる事業の実施
ごあいさつ

- おにぎり協会 代表理事
- 中村 祐介
- 好きなおにぎり
- 「梅」「明太子」
海の物と山の物が重なり合うことで生まれる「おにぎり」は島国・日本のスローフード。この寿司と同じポテンシャルを秘め、ラーメンのように柔軟性のある料理を世界に拡めていこう。日本人の心はおにぎりにあり。
おにぎりの定義
おにぎりは、えらい。
いつでも手軽に持ち歩けて、栄養もぎゅっと詰まってる。
おにぎりは、たのしい。
どんな具材を入れてもGOOD!カタチも大きさも、にぎる人次第。
おにぎりは、かしこい。
すぐに食べれて、消化はゆっくり。だから、腹持ちもしっかり。
おにぎりは、やさしい。
にぎった人の顔が見れる。頬張るたびに、なんだか嬉しい気持ちになる。
そして、おにぎりは、おいしい!
おいしいお米の甘みがじんわり。これぞ、日本のソウルフード!
おにぎりには、日本のいいところが詰まっている。
おにぎりには、にぎった人の愛情が詰まっている。
おにぎりを見つめ、おにぎりを愛し、
おにぎりを「にぎる」食文化を、次の世代へつないでいこう。
人がにぎるから、おにぎり。一般社団法人おにぎり協会
おにぎり宣言
- 一,おにぎりは、日本が誇るファストフードであり、スローフードであり、ソウルフードである。
- 一,おにぎりを通して、日本の風土や食文化を再発見していこう。
- 一,おにぎりを見つめ、そのおいしさと素晴らしさを、世界中へ発信していこう。
- 一,人の手でにぎられた、おにぎりのあたたかなおいしさを、子どもたちへ広めよう。
- 一,おいしいおにぎりを、にぎって食べよう。今日も、明日も、あさっても!
おにぎり憲章
- 第1条
- おにぎりは、人の手でにぎられたものとする。ただし、第2条および第3条を満たす場合は、例外も認める。
- 第2条
- おにぎりは、愛情や感謝の気持ちを伝えるコミュニケーションツールである。そして、おにぎりには夢や希望が込められている。
- 第3条
- おにぎりは、「コメ」「塩」「海苔」「具材」「水」の5要素を基本とする。
- 第4条
- おにぎりには「コメ」は必須要素であるが、「塩」「海苔」「具材」の使用は自由である。「海苔」に代わり昆布や木の葉など、各地の歴史・文化を重んじることが望ましい。
- 第5条
- おにぎりに使用するコメはジャポニカ種を基本とするが、その種は問わない。また、アワやヒエ、ムギといったイネ科穀物を使用しても良い。
- 第6条
- おにぎり1個に使用するコメの重量は、おおよそ80~100gを目安とする。ただし、重量の多寡はそれを問わない。食べたい(食べさせたい)量が適量である。
- 第7条
- おにぎりに使用する塩は、海水塩、岩塩等の種類および産地を問わない。
- 第8条
- おにぎりに使用する海苔は、日本沿岸で採れたものが望ましい。
- 第9条
- おにぎりに巻く海苔は食べる直前に巻く「パリパリ」、巻いてしばらく経ってから食す「しっとり」のいずれも認める。
- 第10条
- おにぎりに使用する具材は、それを問わない。
- 第11条
- おにぎりに使用する具材は、1コにつき1種を基本とする。ただし、混ぜごはんの場合はそれを問わない。具材とコメのバランスこそ肝要である。
- 第12条
- 1食で食すおにぎり個数の上限は、これを定めない。
- 第13条
- おにぎりの形状は、三角型、丸型、円盤型、俵型など、それを問わない。
- 第14条
- 「おにぎり」は、「おむすび」「にぎりめし」と同義とする。
- 第15条
- おにぎりに、味噌、醤油、みりん等の調味料、および油やバターなど加え、焼く、揚げるなど加熱調理することを認める。
- 第16条
- にぎり寿司、巻き寿司、稲荷寿司、おはぎなど、日本固有のコメ料理はすべて「おにぎりの派生料理」である。今後もコメを基本とし、新たなおにぎりの可能性を追求する。
- 第17条
- おにぎりは、あらゆる場面に対応できる万能料理である。一汁一菜を基本とし、弁当に、パーティー料理に、和酒洋酒の肴にと、その可能性は無限大である。
以上